今回はこれから上がりそうな銘柄【ZIM】のチャート分析をしていきたいと思います。
本日の銘柄は【ZIM】米国株です。こちらを解析していきます。
こちらが1年チャートです。
こちらのチャートを見ていただくと見えてくるのは1年前は株価25ドル近くにあったという事ですね。
それがなぜ株価10ドルを割ってしまったのか?
実はこちらの銘柄、昔スイングトレードしていたので少し事情が分かっています。
2021年、2022年とコロナの影響でアメリカのコンテナ事情はものすごいことになっていました。
ロングビーチの港では貨物船が積み荷を降ろせず。100代以上の船がロングビーチ湾に浮かんでいました。
その光景は今でも覚えています。
その時にものすごい利益が出て配当金を出すことになりました。その額がすさまじい
そしてそれに群がり一時は80ドルを超す値段にまで吊り上がりました。
時間とともに、そういう状況は改善していき、コンテナ代も下落の一方。
やがて配当金もなくなり、株価は10ドルを切る最安値へと突入したのです。
去年の暮れから上がりだしている理由は、一つにはコンテナ代が上がるであろうという予想とやはり今貨物船やコンテナ関連が注目されているという点ですね。
配当金に関してはやはり利益をしっかり出せるまではまだ時間がかかると私は予想しています。
そういうことを踏まえて考えてみますと今の13ドルは妥当な値でありおそらくこの前後でしばらく取引が行われるだろうと私は予想しています。
そしてこの流れはしばらく続きます。
それは今、中東で戦争にも発展しそうな争いが毎日行われているからです。
この争いにアメリカも参戦しています。これはすでに引き返せない領域に踏み込んでしまったと私は予想しています。
そうなると造船銘柄、コンテナ銘柄はかなりニュースにより上下動するものと思われます。
それが私がこの13あたりの値で行ったり来たりするという理由ですね。
そしてチャートを見ていただくとわかると思いますが、このまま経済が悪化してリセッションにでもならない限り、このチャートは右肩上がりに行くことが予想されます。
そしてまず15ドルが前回の高値になります。ここを超えられるかどうかがまず最初の関門です。
そこで弾き返さてされてしまいますとオプション取引などもそうですが売りの割合が増えいったん下げに展開されていくはずです。
そうなると今度は下げ続け10ドルがラインとなってきます。ここを切ってしまうとしばらくは低空飛行となります。
実際には10まで落ちるはずもありませんが一応セオリーを話しています。
そしてもし10辺りから上げ始めるとなるとまた前回の高値15ドルまで戻ってくるはずです。
そして今度こそ15㌦あたりの前回の高値を超えられるかにかかってきます。
そして15ドルを超えればドカン↗️
が来ます。
なぜこのようなセオリーを描くことができるのかといいますと、すべてはオプション取引が影響してきます。
オプショントレーダーはすごく数字を細かく分析し、ある特定の値で大量に注文をだします。
ですのでその値に近づくとものすごく敏感に反応します。
今 S&P500 に何が起こっているかわかりますか?
オプショントレーダーの駆け引きで値が動いているのです。
ちょっと専門的な話になってしまいましたがZIM は今現在の値段は妥当な値で高すぎるわけではないという話をしたかったまでです。
もちろんこれから実際に戦争にでも発展していったらその時はまた別の話をします。
皆さんは「今はたまたまスクイーズしていて株価が高いだけだ、利確してしまおう」と思っている方もいるかと思います。
もちろん一旦利確もありです。
しかし、もしその後、急に値が上げてしまったらあなたなら買い戻しますか?それも前回より高値で...
時間はかかるかもしれません。しかししっかりとした利益がでさえすれば配当金を配る会社です。
私ならもし下落したならばうれしくて買い増しして待ちますけどね。
今回は米国株で今注目の【ZIM】を解析してみました。
次もやります。
次はどの銘柄か?
次回もお楽しみに。